№1:源平の戦い~木曽義仲の足跡

津幡町の歴史といえば、倶利伽羅源平合戦である。
倶梨伽羅峠にて激突した倶利伽羅峠の戦いはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも登場したことでも有名である。
小矢部の「埴生護国八幡宮(埴生八幡)はにゅうはちまん」にて先勝祈願した源氏方の将「木曽義仲」は、倶利伽羅峠を西に進み平家と対峙する。
それを、迎え撃つのが平維盛であり「倶利伽羅古戦場」の猿ヶ馬場には「平家軍本陣跡」が残る。
両軍が死闘を繰り広げた結果。火牛の計にて大勝利した義仲率いる源氏軍は、北中条にある「王城」に暫く逗留後、金沢、京へ入り旭将軍の称号を得る。
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№2: 前田・佐々抗争~前田利家と佐々成政の争い

かつては、織田信長配下の将として共に活躍した加賀「前田利家」と越中の「佐々成政」。
信長が本能寺の変により、この世を去ったことにより勃発した後継者争い。
賤ケ岳の戦いである。
結果、利家は、秀吉に従い成政は、秀吉に従うことをよしとせず徳川家康に近づいた。
1583年(天正11)、この頃より両者の関係に緊張が強まる。
これが世にいう「前田佐々抗争」である。
そして、「津幡城」津幡町清水(津幡小学校に隣接)、「一乗寺城」富山県小矢部市八伏・五郎丸、「源氏ヶ峰城」、「龍ヶ峰城」、「朝日山城」、「鳥越城」津幡町笠野で戦いを繰り広げられた。
最大の戦いは、「能登末森城」にて繰り広げられた末森城の戦いであった。
その後、羽柴秀吉が北陸に出兵し「富山城」を舞台とした越飛戦国物語へと続く。

№3: 順徳上皇伝説~承久の乱にて敗れた「順徳上皇」津幡滞在説を巡る

順徳さん謎解きウォークラリーという津幡町英田地区の企画がある。
仮御所があったとされる能瀬「御門屋敷跡」「龍ヶ口井戸跡」
順徳上皇を導いた領家「広済寺」
など。
承久の乱にて敗れた順徳上皇が、海上で大しけに逢い上陸した津幡町英田地区(能瀬、領家、御門など)を巡る。

№4: 旧北国街道~いにしえの旧北陸道を旅する

日本三不動尊「倶利迦羅不動寺」、「手向神社」がある倶利伽羅峠、そして、前田・佐々抗争の舞台でもある「龍ヶ峰城」などが存在する古道「旧北国街道(旧北陸道)」を歩く。
さらに足を延ばすと、道の駅・倶利伽羅源平の郷がある旧宿場「竹橋」、清水「四ツ角」、から金沢へ向かう途中には、北中条「三輪神社」潟端「加賀神社」などの観光スポットも。

№5: 津幡の花見スポット

一番メジャーな「倶利伽羅公園の八重桜」のほかに、石川県森林公園、能瀬「能瀬川公園桜まつり」などで楽しめる。