ここ丸岡にも、織田軍迫るの報が入った。
「間もなく、織田の柴田軍が攻め寄せてまいります」
ここ丸岡は、交通の要衝であるにも関わらず城、大きな砦が存在しない。
豊原城より出撃した朝倉軍は、迷った。
時、既に遅し。
それから間もなく、柴田軍の姿が見えた。
柴田軍の大将は、鬼柴田こと柴田勝家である。
鬼柴田が吼える。
「止まらず突き進め・・」
なんと柴田軍は、進軍の勢いおとす事なく、そのまま突っ込んで来た。
朝倉軍は、多勢に無勢。
あっという間に、鬼柴田の波に飲み込まれてしまった。
勝家が、甥の勝豊を呼び寄せる。
「その方は、この地をどう想う・・・」
勝豊は、静かに答える。
「それがしであれば、ここに城を築きまする」
「うむ。それでよい」
ここ丸岡は、それほどに要衝であった。
その後、ここ丸岡に城が誕生する。
その名を”丸岡城”
しかし、それは三年先(一五七六)のことである。

越前丸岡城(福井県坂井市丸岡町霞町)

③戦火迫る!永平寺五百羅漢★永平寺(福井県吉田郡永平寺町)


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