最終更新日

2026年4月13日

古代日本の歴史には、表舞台に立つ天皇とは別に、その裏側で国の形を決定づけた存在がいる。
それが『物部氏(もののべし)』『秦氏(はたし)』『藤原氏(ふじわらし)』だ。
軍事・経済・政治。
この3つを担った氏族こそが、日本という国家の骨格を作ったといっても過言ではない。
本記事では、それぞれの役割と「謎」に迫る。

1.軍事と神祇の担い手『物部氏』

● 役割
・武器の管理(軍事権)
・神事・祭祀(特に武神信仰)
● キーマン
・物部守屋(もののべもりや)

大伴氏(おおともし)と肩を並べる古代軍事氏族として活躍。
真相は定かではないが、「もののふ」とは「もののべ」から因んだ言葉とした説が存在するほどである。
第31代天皇「用明天皇(ようめいてんのう)の時代、排仏派の「中臣勝海(なかとみのかつみ)」と共に崇仏派の「蘇我馬子(そがのうまこ)」と争いが生まれた。
結果的には、587年(用明天皇2)の丁未の乱(ていびのらん)にて物部守屋が破れ、以降は蘇我氏中心の政治となっていく。
その後、物部氏の系統は「石上」と名乗ったとった伝えられる。
奈良県天理市の「石上神宮(いわそがみじんぐう)』は、その物部氏の総氏神として現在に至る。


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